「うちの子の離乳食、いつから始めればいいの…?」
初めての育児で、0歳からの離乳食開始時期に悩むママ・パパは本当に多いですよね。
何を準備して、どう進めたらいいのか、不安でいっぱいになる気持ち、とってもよく分かります。私もそうでしたし、周りの友人もみんな同じ壁にぶつかっていました。
この記事では、0歳児の離乳食をいつから始めるべきか、そのサインや具体的な始め方を、先輩ママたちのリアルな体験談を交えてご紹介します。
よくある失敗談とその対策も網羅しているので、これを読めばあなたの不安が解消され、自信を持って離乳食ライフをスタートできますよ。
完璧を目指さなくても大丈夫。
一歩ずつ、お子さんのペースに合わせて進めていきましょうね。

記事執筆者
“LilHappiness編集部”
愛媛・北海道・千葉・神戸などさまざまな地域で住んでいた経験を持ちます。
旅行も大好きで過去に行った都道府県数は30を超えます。
子育て経験も多く、直近では2023/12月に娘を出産しました。
みなさんのお役に立てるような情報を配信していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
【2025年版】0歳児の離乳食はいつから?開始時期の目安とサイン

「離乳食はいつから始めればいいの?」
離乳食を始める時期は、0歳児を育てるママ・パパが抱える永遠のテーマかもしれませんね。
一般的に、離乳食を始める時期の目安は生後5~6ヶ月頃と言われています。
厚生労働省が実施している「乳幼児栄養調査」でも、離乳食の開始時期は5~6ヶ月頃が一番多い結果でした。
しかし、これはあくまで目安。
大切なのは、赤ちゃんの「準備ができた」というサインを見極めることなんです。
では、具体的にどんなサインがあれば、離乳食を始めても良いと言えるのでしょうか?いくつかポイントをご紹介しますね。
首のすわりがしっかりしている

お座りが完全にできなくても大丈夫。
支えてあげれば安定して座れるようになり、頭がグラグラしない状態が大切です。
これは、食べ物を飲み込む際に誤嚥を防ぐために、とても重要なポイントなんです。
食べ物に興味を示す

大人が食事をしていると、じーっと目で追ったり、口をパクパクさせたり、手を伸ばそうとしたりすることがありませんか?
これは「食べたい!」という赤ちゃんのサインです。
食卓に連れて行ってあげて、どんな反応をするか見てみましょう。
舌で押し出す力が弱くなる

赤ちゃんには、舌で口に入ったものを押し出す「哺乳反射」という本能的な動きがあります。
これが残っていると、せっかく口に入れた離乳食も舌で押し出してしまい、うまく食べられません。
この反射が少しずつ弱まってきたら、飲み込む準備が整ってきたサインです。
スプーンを口に入れても嫌がらない

お風呂上りに白湯などをスプーンで与えてみて、口に入れても嫌がらずにゴックンと飲み込めるか試してみるのも一つの方法です。
これらのサインがいくつか見られたら、離乳食開始のタイミングが近づいている証拠です。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて、一つ一つのサインを見逃さないようにすることが大切。
周りの子が始めているからといって、無理に急ぐ必要は全くありません。
あなたのお子さんが「食べたい!」という気持ちを伝えてくれるのを、優しく見守ってあげてくださいね。
【先輩ママのリアル体験談】我が家の「離乳食いつから?」はこれで決めた!

離乳食を始める目安の時期を分かったけど、「他のママたちはどうしてるんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
大丈夫、みんな同じように悩んでいますよ。
ここでは、実際に先輩ママたちがどのような理由で離乳食をスタートしたのか、具体的なエピソードをご紹介します。
Aさんの場合(生後5ヶ月でスタート)

「私自身も初めての離乳食の時、いつから始めるべきか本当に悩みました。周りの声に惑わされそうになったり、早く始めないと置いていかれるんじゃないかと焦ったり…。Aさんのように、うちの子は生後5ヶ月になった頃、首がしっかりすわって、食事中の私たちをじっと見つめるようになりました。離乳食教室で相談したら『もう始めても大丈夫ですよ』と言われて、その一言で勇気が出ました。正直、最初の一歩はドキドキしましたが、やってみたら案外スムーズで、一口食べるたびに嬉しそうな顔を見せてくれたので、ホッとしましたね。専門家の意見を聞くのはすごく心強かったです。」
Bさんの場合(生後6ヶ月半でスタート)

生後6ヶ月を過ぎてもまだ食べ物への興味が薄かったんです。周りの子たちはみんな始めてるし、少し焦りも感じていました。でも、主人が『この子のペースでいいんだよ』と言ってくれて、無理に始めようとするのはやめました。そしたら、生後6ヶ月半を過ぎた頃、急によだれの量が増えて、食卓に並んだ私の食事に手を伸ばすようになったんです。そのタイミングで始めてみたら、驚くほどすんなり食べてくれて!ああ、遅らせて正解だったんだな、って心から思いました。本当に、赤ちゃんの準備が一番大切だと実感しましたね。
Cさんの場合(生後5ヶ月でスタート)

完母(完全母乳)で育てていたので、正直なところ、離乳食はもう少し先でいいかな、と最初は思っていました。でも、生後5ヶ月を過ぎた頃、ベビーチェアに座らせて一緒に食卓を囲むようにしたら、私たちの食べているものに興味津々で、じーっと見つめるようになったんです。口をパクパクさせたり、私たちのご飯を指差したり…。『これは、もしかして…』と感じて、試しに離乳食を始めてみたら、これがきっかけで自然と受け入れてくれました。母乳以外の味を体験するって、赤ちゃんにとっても新しい発見なんですね。焦ってやみくもに始めるより、こういう子どもの『きっかけ』を待つのが、親にとってもストレスが少なくて良いのかもしれません。
このように、離乳食を始めるタイミングは本当に十人十色。
大切なのは、世間の情報や他の子と比べることではなく、あなたのお子さんの個性やサインを尊重することです。
これらの体験談が、あなたの「いつから?」という悩みに、少しでもヒントを与えられたら嬉しいです。
知っておきたい!0歳からの離乳食のメリット・デメリットと注意点

0歳からの離乳食は、赤ちゃんにとって初めての食体験であり、成長を促す大切なステップです。
しかし、メリットだけでなく、いくつか注意すべきデメリットも存在します。
これらを事前に知っておくことで、安心して離乳食を進めることができますよ。
0歳から離乳食を始めるメリット

0歳から離乳食を始めるメリットは、主に4つあります。
それぞれのメリットについて紹介していきます。
栄養摂取のサポート
生後5~6ヶ月頃になると、母乳やミルクだけでは補いきれない鉄分などの栄養素が必要になってきます。
離乳食は、赤ちゃんの健やかな成長に必要な栄養を補給する大切な役割を担っています。
「食べる」練習と口の発達
スプーンで食べ物を口に運び、舌でつぶし、ゴックンと飲み込む。
これら一連の動作は、赤ちゃんの口や顎の発達を促します。
また、さまざまな食材の味や舌触りを知ることで、五感が刺激され、食への興味が広がります。
家族との食卓を囲む喜び
離乳食は、赤ちゃんが初めて家族と同じ食卓を囲むきっかけにもなります。
みんなで「おいしいね」と声をかけながら食べる時間は、赤ちゃんにとってかけがえのない体験であり、食の楽しさやコミュニケーションを学ぶ大切な時間です。
食物アレルギーの発症リスクを軽減できる可能性がある
近年の研究では、適切な時期に様々な食材を少量ずつ与えることで、食物アレルギーの発症リスクを軽減できる可能性があると考えられています。
0歳から始める離乳食のデメリット・注意点

0歳から離乳食を始めるデメリット・注意点は、主に4つあります。
それぞれのデメリットについて解説します。
食物アレルギーのリスク
初めての食材を与える際は、食物アレルギーのリスクが伴います。
特に卵、乳製品、小麦、そば、落花生、えび、かにといった「特定原材料7品目」は注意が必要です。

初めての食材は必ず少量から、平日の午前中など、万が一アレルギー反応が出た際にすぐに病院を受診できる時間帯に与えましょう。新しい食材を一度に複数与えるのは避け、一つずつ様子を見ながら進めることが大切です。
衛生管理の難しさ
赤ちゃんの免疫力はまだ未熟です。
離乳食の調理器具や食器は常に清潔に保ち、作った離乳食は作り置きせず、その都度使い切るか、適切に保存しましょう。

調理前には必ず手を洗い、食材は新鮮なものを使い、加熱調理はしっかり行いましょう。調理器具や食器は、赤ちゃん専用のものを使用し、消毒を徹底するとなお安心です。
ママ・パパの負担増加
離乳食作りは手間と時間がかかります。
毎日献立を考え、調理し、食べさせ、片付ける…。
正直、かなりの労力がかかりますよね。

市販のベビーフードを上手に活用したり、週末にまとめて作り置きして冷凍ストックしたりするなど、積極的に時短テクニックを取り入れましょう。家族で協力し、負担を分担することも大切です。
赤ちゃんが食べてくれないストレス
頑張って作ったのに、赤ちゃんが全く食べてくれない…。
「なんで食べてくれないの?」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

離乳食は「食べさせる」ことよりも「食べる楽しさを伝える」ことが重要です。食べない日があっても、焦らず、無理強いはせず、気分を変えて翌日また試してみましょう。一口でも食べたら大成功!くらいの気持ちで臨むのが、長続きの秘訣です。
離乳食は、赤ちゃんの成長の階段を上る大切な一歩ですが、同時にママ・パパにとっても初めての経験で、戸惑うことも多いでしょう。
大切なのは、これらのメリット・デメリットを理解し、無理なく、そして何よりも「楽しく」進めることです。
【先輩ママの失敗談から学ぶ】0歳離乳食でよくある悩みと解決策

離乳食は、赤ちゃんの成長にとって大切なステップですが、初めての育児では悩みや失敗がつきもの。
でも、安心してください。
みんな同じような壁にぶつかっています。
ここでは、先輩ママたちが経験した「あるある」な失敗談と、その具体的な解決策をご紹介します。
これを知っておけば、あなたの離乳食ライフもきっとスムーズに進むはずですよ。
失敗談1:「頑張って作ったのに全然食べてくれなくて、心が折れそうでした…」

「最初の頃、栄養バランスとか彩りとか、完璧を求めすぎていました。手間暇かけて作ったおかゆを一口も食べてくれなかった時は、本当にショックで…。涙が止まらなくなってしまったこともあります。」
このような悩みを抱えているママさんは多いですよね。
せっかく頑張って作ったのに、食べてくれなかったときは泣きそうになってしまいます。
このような状況の解決策は、3つあります。
一口でもOK!完璧を目指さないで
離乳食の初期は、栄養を摂ることよりも「食べることに慣れる」ことが一番の目的です。
一口でも食べてくれたら大成功!
食べなかったとしても、「食べたくなかったんだな」と割り切るくらいの気持ちでいきましょう。
ベビーフードも上手に活用
どうしても作るのが大変な時、赤ちゃんが特定の手作りの味を嫌がる時は、迷わずベビーフードに頼りましょう。
プロが作ったベビーフードは栄養バランスも考えられていますし、色々な味を試すきっかけにもなります。
私自身も、友人の勧めもあって積極的にベビーフードを取り入れたら、気持ちがずっと楽になりました。
食卓を楽しい雰囲気に
食べないからといって、無理強いしたり、焦った顔を見せたりするのはNG。
赤ちゃんも敏感に感じ取ります。
歌を歌ったり、笑顔で話しかけたりして、楽しい雰囲気で食卓を囲むことを心がけましょう。
食べなくても、一緒に座るだけで食への興味に繋がります。
失敗談2:「アレルギーが心配で、卵がなかなかあげられなかった」

「アレルギー持ちの親戚がいることもあって、卵や乳製品は本当に怖くて…。いつからあげたらいいのか、どうやってあげたらいいのか分からず、結局、離乳食開始から数ヶ月経ってしまってからやっと試すことができました。」
離乳食とアレルギー問題は、切っても切り離せません。
私自身も子どもに最初にあげるときは不安で、卵は少し赤みが出る状態でした。
少しずつあげて今では平気で食べてくれますが、不安を抱いているママさんは多いです。
このようなときの解決方法は、次の3つです。
少量から、病院が開いている時間帯に
初めての食材、特にアレルギーリスクのあるものは、必ず「少量(耳かき1杯程度)」から与えましょう。
そして、万が一アレルギー反応が出た際にすぐ病院に行けるよう、平日の午前中に試すのが鉄則です。
新しい食材は1日1種類
複数の新しい食材を一度に与えると、どれがアレルギーの原因か分からなくなってしまいます。
新しい食材は1日1種類にし、2~3日様子を見てから次の食材に進みましょう。
医師や保健師に相談を
不安な場合は、かかりつけの小児科医や自治体の保健師さんに積極的に相談しましょう。
正しい知識を得ることで、不安が軽減されます。
友人がアレルギー症状が出てしまった時も、事前に相談していた病院があったおかげで、迅速に対応できたそうです。
失敗談3:「毎日の調理が負担で、気がつけばレトルトばかりに…」

「最初は毎日手作りを頑張っていたのですが、寝不足と家事育児でへとへと…。凝ったものを作る気力もなくなり、気がつけばレトルトのベビーフードばかりになってしまいました。これでいいのかな、って罪悪感を感じていました。」
普段のごはん作りも大変ですが、離乳食作りもさらに加わるとかなりの手間ですよね。
毎日の調理負担が大きくなってしまい、気づけばレトルトに頼ってしまうママも多いです。
このようなときの解決策は、3つあります。
冷凍ストック術をマスター
週末や時間に余裕がある時に、まとめて離乳食を作り、製氷皿などで小分けにして冷凍しておきましょう。
例えば、10倍がゆ、裏ごし野菜(にんじん、かぼちゃなど)、しらすペーストなどをストックしておくと、平日の調理が格段に楽になります。
時短レシピを導入
電子レンジを活用した調理法や、食材を複数まとめて煮る「重ね煮」など、手間をかけずに作れる時短レシピを取り入れましょう。
大人用の食事から取り分けて、薄味にしてあげる「取り分け離乳食」もおすすめです。
無理はしない!ベビーフードは味方
レトルトばかりになってしまうのは、ママ・パパが頑張りすぎている証拠です。
罪悪感を感じる必要は全くありません。
ベビーフードは、忙しい育児の強力な味方です。
手作りとベビーフードを上手に組み合わせる「いいとこ取り」で、無理なく離乳食を進めましょう。
離乳食の期間は、ママ・パパにとっても学びと成長の連続です。
失敗を恐れずに、前向きな気持ちで、お子さんとの食の時間を楽しんでくださいね。
まとめ:0歳からの離乳食は「焦らず楽しく」が成功の秘訣!

この記事では、0歳児の離乳食をいつから始めるべきか、そして先輩ママたちのリアルな体験談や失敗談、解決策まで、盛りだくさんの情報をご紹介しました。
大切なのは、やはり「焦らず、無理せず、赤ちゃんのペースに合わせて楽しむこと」です。
周りの声や育児書の情報に惑わされそうになる時もあるかもしれませんが、一番大切なのは、あなたの目の前にいるお子さんのサインを見逃さないこと。
赤ちゃん一人ひとりに個性があるように、離乳食の進み方も本当に様々なんです。
離乳食は、赤ちゃんが「食べる」という行為を通じて、心と体を大きく成長させる大切な期間です。
時にはうまくいかない日もあるでしょう。頑張って作ったのに食べてくれなくて落ち込んだり、毎日の準備に疲れてしまったり…。
でも、そんな時こそ、完璧を目指さないでください。
市販のベビーフードを上手に活用したり、家族に助けを求めたり、休憩する勇気も必要です。
あなたが抱える不安は、決してあなた一人だけのものではありません。
この記事が、少しでもあなたの不安を解消し、前向きな気持ちで離乳食ライフをスタートできるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
お子さんとの「初めての味」の発見、そして「一緒に食べる喜び」を、どうぞ心ゆくまで楽しんでくださいね。
応援しています!
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