「子どもに本物の動物を見せてあげたい。でも、坂が多いって聞くし、ベビーカーで回れるのかな……」
旭山動物園に行く前、私たちもそんな不安でいっぱいでした。
しかも、うちの子は好き嫌いが激しく、園内のランチで食べられるものがあるのかも心配の種。
2026年10月18日(日)、2歳の子どもを連れて、千歳から車で約3時間、日帰りで行ってきました。
絵本で知っているキリンやカバに会うたびにうれしそうに指をさし、いつもは食べムラのある子が、レストランのラーメンを喜んで食べてくれました。
親子で大満足の1日です。
一方で、想像以上の坂のきつさや、東門で必要になる「再入園券」など、行ってみて初めてわかったこともありました。
この記事では、11時から16時半まで5時間半かけて回った実体験をもとに、ベビーカーや授乳室、子連れランチ、注意点を写真付きでお伝えします。
これから子連れで旭山動物園に行く方の参考になればうれしいです。

記事執筆者
“LilHappiness編集部:渡部”
愛媛・北海道・千葉・神戸などさまざまな地域で住んでいた経験を持ちます。
旅行も大好きで過去に行った都道府県数は30を超えます。
子育て経験も多く、2026年12月には娘が3歳に。
みなさんのお役に立てるような情報を配信していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
※本記事は旭山動物園様に連絡を入れて掲載の確認を取っています。写真の転載・編集などはご遠慮ください。
結論:2歳児連れでも楽しめる。ただし坂と寒さの対策は必須

- 楽しめた点:動物との距離が近く、子どもは知っている動物に会うたびに大喜び。各館にエレベーターがあり、トイレも至る所にあります。
- 大変だった点:想像以上に上り坂が多く、かなり体力を使います。晴れていても旭川の10月は寒いです。
- 知らないと困る点:東門のレストランやショップを使うときは、再入園券が必要です(詳しくはランチの章で)。
旭山動物園へのアクセス・駐車場・入園料
千歳から車で向かい、正門駐車場に停めて正門から入園しました。
駐車場代と入園料を合わせても、大人2人と2歳児で2,500円です。
千歳から旭川までは車で約3時間。途中のお店は少なめ
千歳から旭山動物園までは、ガソリンスタンドとコンビニに寄って約3時間でした。

注意したいのは、高速に乗るまでの一般道です。
写真のように本道から1本道をそれてしまうと、周りに何もない道が続くケースも少なくありません。
ガソリンスタンドやコンビニは15分に1軒あるかどうかです。
高速であれば、砂川にガソリンスタンドがあります。(20時まで。)
小さい子連れなら、給油やトイレ、飲み物の買い出しは見つけたときに済ませておくのが安心です。
正門駐車場は500円、日曜11時でも空いていた

停めたのは正門付近の民間駐車場で、料金は500円でした。日曜の11時でしたが、かなり空いていました。
駐車場から正門までは歩いて約3分。上り坂はありますが緩やかで、ベビーカーでも問題なく移動できました。
入園料は大人1,000円、中学生以下は無料

正門の入園券売り場は、日曜でも並ばずに購入できました。

| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 通常料金(高校生以上) | 1,000円 |
| 旭川市民(高校生以上) | 700円 |
| 中学生以下 | 無料 |
| 動物園年間パスポート | 1,400円 |
| 動物園・科学館共通年間パスポート | 2,690円 |
※2026年10月時点の正門の掲示より。最新の料金は公式サイトで確認してください。
子どもは無料なので、大人2人で2,000円でした。年間パスポートは1,400円なので、年に2回行くなら元が取れます。

2歳児連れで回ったモデルコース(11:00〜16:30)
ランチは混雑する前の11時半ごろに済ませ、午後を動物と遊具に使いました。
当日のタイムスケジュール
- 11:00 正門から入園:入口のボードでもぐもぐタイムの時間を確認
- キリンを見ながら東門方面へ
- 11:30ごろ 東門のモニュメントで家族写真
- 11:36 東門レストラン「カムイチカプ」でランチ:再入園券に印字された時刻です
- 午後 動物を見て回る:アムールトラ、カバ、ライオン、ペンギン、アザラシ、ホッキョクグマのもぐもぐタイム
- 遊具で約1時間:動物に飽きてきたころの気分転換
- 16:30 退園
入園したらまず「おしらせボード」をチェック

正門を入ってすぐの「どうぶつえんからのおしらせ」ボードに、その日のもぐもぐタイムが載っています。
この日はホッキョクグマが11:15と14:00、キリンが13:45、カバが14:45でした。
見落としがちなのが、右上の「キリンの展示時間 11:00〜14:00」。
午後遅くに行くとキリンは見られないので、先に回るのがおすすめです。
時間は日によって変わるので、当日の掲示で確認してください。
子連れ設備を徹底チェック
子連れ動物園で気になるのは、ベビーカーで回れるか、おむつ替えや授乳ができるかではないでしょうか。
実際に回って感じたことを、設備ごとにまとめます。
ベビーカーは必須。正門や東門など各門無料で借りられる

園内は広く坂も多いので、ベビーカーがあると本当に楽です。
私たちは持参しましたが、正門や東門などの各門で無料で貸してもらえます。(数に限りがあります)
掲示によると、貸出ベビーカーは1人用で3歳まで、体重15kgまでです。
荷物を掛ける、段差で使うといった使い方は禁止されています。車椅子の貸出もありました。
鳥やヤギのエリアはかなりの上り坂
園内で一番きつかったのは、鳥やヤギを見るエリアへの上り坂です。
ベビーカーなしで子どもを抱っこして上るのは大変だと思います。
各館にエレベーター、売店にはスロープあり

私たちが回った館には、すべてエレベーターがありました。
エレベーターは、ペンギンの看板が目印の場所も。
広さはベビーカー2台が入るか入らないかですが、ほとんど混んでおらず待ち時間はありませんでした。

売店のテラスにはスロープがあり、ベビーカーでも上りやすい傾斜でした。
トイレは至る所にあり、比較的きれい


トイレは園内の至る所にあり、比較的きれいでした。
おむつ交換台、ベビーチェア、「ベビーカーといっしょに入れます」と書かれた広い個室もあります。

ただし、男性トイレには基本的におむつ交換台がありませんでした。
パパがおむつ替えをする場合は注意が必要です。

手洗い場には、子どもが自分で届く低い洗面台もありました。
授乳室は無料休憩所の隣


無料休憩所の隣に、赤い屋根の小屋のような授乳室があります。
今回は利用しなかったので中の様子はわかりませんが、場所を先に把握しておくと安心です。
無料休憩所とコインロッカー

園内には「こもれびの丘」など、無料で使える休憩所がいくつかあります。
坂で疲れたときのひと息つきに便利です。

正門近くにはコインロッカーの建物もありました。
今回は使いませんでしたが、上着や荷物が多いときに便利そうです。
子どもが喜んだ動物:カバ、キリン、ライオン
2歳の子どもに一番ウケがよかったのは、もともと知っている動物でした。
カバ:水中で泳ぐ姿が見られる

カバが水中で泳ぐところを見られます。
知っている動物に会えて、子どもはとても嬉しそうでした。
キリン:屋外でじっくり観察

キリンは屋外で見られます。こちらも知っている動物で、抱っこされながら嬉しそうに指さしていました。この日の展示時間は11:00〜14:00だったので、午前中に回るのが安心です。
ライオン:小さい子は抱っこが必要

ライオンの展示は、小さい子の目線だと手すりで見えにくい高さです。抱っこして見学しました。
ホッキョクグマのもぐもぐタイムは大人気

私たちが見たホッキョクグマのもぐもぐタイムはかなりの人数が集まり、2部制での開催でした。
見たい場合は早めに場所を確保するのがおすすめです。
ペンギンやアザラシも見られ、寝ていて見られなかった動物はいませんでした。
動物に飽きたら遊具へ:2か所の遊び場
園内には遊具のある広場が2か所あります。
2歳の子どもでも遊べ、小学生や中学生くらいまで楽しめそうな内容です。
園の中央部:ツリー型の大きな遊具

大きな木の形をした遊具の周りに、雲梯やロープ、飛び石が並んでいます。
地面は人工芝で、着替えが必要になるほどは汚れませんでした。
正門近く:みんなの広場


滑り台のある複合遊具と、屋根付きのベンチがあります。親は座って見守れます。
遊具では約1時間遊びました。動物を見るだけだと飽きてしまう年齢なので、よい気分転換になりました。
ただし、公園に関しては、冬期開園中は使用できなくなるため、ご注意ください。
園内ランチ:東門レストラン「カムイチカプ」
ランチは東門にあるレストラン「カムイチカプ」で食べました。
キッズチェア、子ども用の食器、お子様メニューが揃っていて、子連れでも利用しやすいお店です。
注文はフードコート式。約10分でできあがり

11時半ごろに着くと、店内は混んでいましたが並ぶほどではありませんでした。
カウンターで注文して呼び出しベルを受け取る仕組みです。料理は約10分でできあがりました。
入口の左にはテイクアウトのカウンターもあり、唐揚げ(700円)やポテト(400円)、ソフトクリーム(450円)を買えます。
ただし、店内は持ち込み禁止なので、お弁当を広げることはできません。
お子様メニューはジュースとポストカード付き

| メニュー | 価格 |
|---|---|
| お子様カレー(ジュース、ポストカード付き) | 900円 |
| お子様ラーメン(ジュース、ポストカード付き) | 850円 |
| しょうゆラーメン(当店人気No.1) | 1,050円 |
| 旭川カレー(当店人気No.2) | 1,500円 |
| みそラーメン(当店人気No.3) | 1,250円 |
| カレーライス | 950円 |
| ジンギスカン定食 | 1,700円 |
| ポテト | 400円 |
※2026年10月時点の店内メニューより。
お子様メニューには「大人でもOK」と書かれていました。
ご飯には旭川市東鷹栖産の「ゆめぴりか」を使っているそうです。
好き嫌いが激しい子も、ラーメンは喜んで完食

私たちが頼んだのは、しょうゆラーメンとカレーライスです。
大人のラーメンを取り分けたところ、好き嫌いが激しい子どもも喜んで食べていました。
量はちょうどよく、大人向けのメニューは少し辛めです。

カトラリー置き場には「こども用おはし」や子ども用のフォーク、スプーンがあり、取り分けもしやすかったです。キッズチェアもあったので、小さいお子様でも食べやすいですよ。

ポテトは、くし形のジャガイモで、子どもも食べやすいサイズです。

テラス席の外には紅葉と旭川の街並みが広がり、景色もごちそうでした。この日は少し寒かったので、私たちは店内で食べました。
東門にある男子トイレ(1F・2F)にはおむつ交換台を設置しているため、再度園内を巡る際にはここで子どもの準備を整えやすい点も魅力です。
【注意】東門の施設を使うときは再入園券が必要

これは知らないと困るポイントです。
カムイチカプなど東門の施設を使ってから園内に戻るには、再入園券が必要です。
東門にいるスタッフから、大人の人数分を受け取りました。
券には次の注意書きがあります。
- 使えるのは旭山動物園の東門だけで、正門や西門からは入れない
- 印字された日付の当日のみ有効
- なくしたら再入園できない
案内の看板が少しわかりにくいので、東門の施設に向かう前に「再入園券をもらう」と覚えておくと安心です。
おやつには「旭山ファームZOO」の米粉チュロス

園内の売店「旭山ファームZOO」では、ペンギンやキリン、カバの名前が付いた米粉チュロスを食べました。
入口にはスロープもあり、ベビーカーのまま近づけます。

メニュー表では、米粉チュロスが各600円(オリジナルシュガー/カボチャ/いちご)、「おこさまトマトカレー」が600円でした。
米粉チュロスは、サクもち食感が癖になるような味で、もう1本食べたくなるような逸品です。
メニューも豊富にあるため、次来たときはぜひ他のメニューも食べたくなりました。
注意点としては、麺とご飯ものは14:30でオーダーストップなので、遅めのランチには注意してください。

正門周辺にはMUSEUM CAFEも

正門周辺には「MUSEUM CAFE ASAHIYAMA」もあり、エゾシカ肉カレーなどを提供しています(今回は利用していません)。
お土産と家族写真スポット
帰る前に立ち寄りたいお土産ショップと、家族全員で写真が撮れるスポットを紹介します。
お土産:トラのぬいぐるみは約1,500円


東門には「テイルン・テイル」、正門周辺には「MUSEUM SHOP ASAHIYAMA」があり、アザラシやホッキョクグマ、ペンギンのぬいぐるみ、お菓子が並んでいます。
私たちは園内の途中にあるお土産屋さんで、トラのぬいぐるみを約1,500円で買いました。
ただし、お土産のお店は店内が狭く、ベビーカーのまま入るのは難しそうでした。
外に停めて交代で入るとスムーズです。
家族写真は東門や正門のモニュメントで。スマホホルダーがある

東門レストランのテラスの目の前に、ヒョウが木の上で寝ているモニュメントがあります。
背景には旭川の街並みが広がり、秋は紅葉もきれいです。

モニュメントの正面には、アザラシの絵が描かれた台が置いてあります。
上の緑の溝にスマホを立て、セルフタイマーで撮影できます。

いつもは親のどちらかと子どもだけの写真になりがちですが、この台のおかげで久しぶりに家族全員の写真が撮れました。
今回は東門にあったモニュメント前に撮影をしていますが、正門にもモニュメントとスマホホルダーがあるため、どちらも撮影にはおすすめです。
行ってわかった注意点・持ち物・費用
実際に1日過ごして「行く前に知りたかった」と感じたことをまとめました。
注意点
- 上り坂が想像以上に多い:かなり体力を使います。ベビーカーは持参か貸出を必ず利用しましょう。
- 旭川の10月は寒い:晴れていても少し寒かったので、寒さ対策は必須です。
- 道中にお店が少ない:高速に乗るまではガソリンスタンドやコンビニが15分に1軒程度です。
- キリンは展示時間が決まっている:この日は11:00〜14:00でした。
- 東門の施設は再入園券が必要:なくすと園内に戻れません。
- 男性トイレにはおむつ交換台が基本的にない
持ち物リスト
- ベビーカー(無料貸出もあり)
- 飲み物:坂が多く、水分補給しながら回るのがおすすめ
- 上着と防寒具
- おむつ、おしりふき
- 現金:駐車場、入園料、レストラン
1日の費用は全体で1万円前後
駐車場500円、入園料は大人2人で2,000円でした。
ガソリン代やランチ・おやつ、お土産を合わせて、全体で1万円前後です。
よくある質問
子連れで旭山動物園に行く前に気になりやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。
Q. 子どもの入園料はかかりますか?
A. 中学生以下は無料です。
大人は1,000円です(2026年10月時点)。
Q. ベビーカーは借りられますか?
A. 正門で無料で借りられます。
1人用で3歳まで、体重15kgまでです。
Q. ベビーカーで園内を回れますか?
A. 回れます。私たちが回った館にはすべてエレベーターがありました。
ただし、北海道小動物コーナーや、子ども牧場方面の坂はきついです。
Q. 授乳室はどこにありますか?
A. 無料休憩所の隣などにあります。
Q. 一度外に出ても再入園できますか?
A. 東門の施設(レストランやショップ)を使う場合は、東門のスタッフから再入園券をもらえます。
当日限り、東門からのみ有効です。
Q. お弁当は持ち込めますか?
A. 東門レストラン「カムイチカプ」の店内は持ち込み禁止です。園内の他の場所については公式サイトで確認してください。
Q. 所要時間はどのくらい?
A. 私たちは11:00から16:30までの約5時間半で、遊具での1時間も含めて余裕をもって回れました。
まとめ:坂と寒さに備えれば、小さい子も大喜びの動物園

旭山動物園は坂が多く体力は使いますが、ベビーカー、エレベーター、トイレ、遊具、お子様メニューと、子連れにうれしい設備がそろっていました。
次に行くときも、同じコースで回りたいと思える1日でした。
こんな家族におすすめです。
- 小さい子に、知っている動物を間近で見せたい
- 北海道旅行で、子どもも大人も楽しめる日帰りスポットを探している
- 久しぶりに家族全員の写真を撮りたい
冬の開園期間や開園時間は季節で変わるので、出発前に公式サイトを確認してください。












